てっチャンネルのブログ

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第七期叡王戦を振り返って(将棋)

 

どもー、おっさんです。梅雨入り間近な博多です。

 

今日は将棋のお話ですが、先日、我らが藤井聡太竜王がやってくれましたね。自身が持つ5つのタイトルのうち、「叡王戦五番勝負」第三局が執り行われました。結果から言うと、この第三局で、藤井聡太叡王が勝利し、三連勝ストレートで叡王位を防衛したのです。

 

この第三局勝利によって、また記録が生まれました。

 

昨年の王位戦第五局からのタイトル戦での連勝が13となり、羽生善治九段の持つタイトル戦連勝記録第2位に並びました。1位は故大山康晴十五世名人の持つ17連勝です。

 

そして、この叡王戦で初めて防衛した棋士でもあります。

 

来月から棋聖戦王位戦とタイトル戦が被ってくるので、うまく行けばどちらかで18連勝の記録が生まれるかもしれません。これはこれで、またニュースになりますが、当の藤井聡太竜王は、「結果は後からついてくるもの」と言わんばかりに、記録については無頓着というか、無関心というか、まあ謙虚なものです。

 

メジャーの大谷翔平選手も、以前、年俸3億円で生活費月1万円という質素な生活ぶりが話題になってましたが、その道で成功する人間はその道のことしか頭になかとでしょうね。

 

おっさんなんか、煩悩が108こでは足りないくらいですが、この二人に共通するものは、「ひたむき」「一心不乱」といった言葉でしょうか?

 

さて、6月3日より、いよいよ朋友永瀬拓矢王座との「棋聖戦五番勝負」が始まります。19歳対29歳ですが、永瀬王座は藤井聡太竜王をリスペクトしてますし、お互い遠慮なくぶつかること間違いなかでしょう。双方好きな棋士、記録も期待ですが、永瀬王座にも負けて欲しくない。

 

それはそうと、先週名人戦があり、渡辺明名人が勝利し、防衛に王手をかけてますが、こんな鬼のように強い名人が、藤井聡太竜王相手だとなりを潜めるのはなんでやろ?

 

藤井聡太竜王も今年度からA級順位戦に参入し、来年の名人戦は、渡辺明名人対藤井聡太竜王になり、そうなれば、「最年少名人」の記録が生まれます。まぁこれが、藤井聡太竜王にとっては、「最年少名人」の記録は最初で最後の挑戦になるので、なんとしても頑張って頂きたい。

 

藤井聡太竜王がこれほど、人気があるのは、ただ「強い」だけではなく、昨年のB級1組で、最後の一局に「勝てば」A級昇格で勝ってしまうとか、または、八冠制覇が騒がれる中で、王座戦トーナメントで負けてしまうとか、至って「人間味」があり、結局は八冠制覇する(であろう)からなのでは、と邪推するおっさんでした。それじゃあまた、バッハッハーイ