どもー、おっさんです。最近、将棋にハマってます。勿論、指す方ではなく、観る方ですが。
タイトルから分かる方だけ分かると思いますが、「最年長」は木村一基王位(王位:将棋のタイトルの一つ)で、昨年、46歳にして初タイトル奪取された執念の持ち主。対する「最年少」は推しも押されぬ時代の寵児、藤井聡太七段で、まだ十七歳。高校3年生。タイトルに初挑戦で、ただ今、「王位」と「棋聖」というタイトルに挑戦中。
昨日、王位戦第三局が終わりましたが(王位戦は一局2日間制)、結果から言うと、皆様ご存知のように藤井聡太七段の勝利でしたが、これ、大逆転だったんです。おっさんも18時過ぎまでライブ中継を観てましたが、この時までは、AIの形勢予測は木村王位の85%で、「あー今日は負けたばいね」と思ってました。ええ、確かに思ってました。ところが、19時過ぎには藤井七段の96%とひっくり返っていて、おっさんだから唖然としてました。
今までの最年少記録が、十八歳六ヶ月で、仮に藤井聡太七段が来たる7月16日の棋聖戦第4局で勝利を手にするものなら、十七歳十一ヶ月で記録更新という筋書きがあります(現在、五番勝負にて2勝1敗。先に3勝したものが1年間棋聖に就く。対戦相手は、今、将棋界現役最強と呼ばれる、渡辺 明棋王・王将・棋聖の三冠)。
将棋のタイトルは全部で八つあり、獲得賞金の順番で表すと、「竜王」「名人」(歴史は一番長い)「叡王」(2018年に新設)「王位」「王座」「棋王」「王将」「棋聖」です。
獲得賞金は、それぞれおいくら万円かというと、
「竜王」
勝者:4,320万円
敗者:1,620万円
「名人」
勝者:1,200万円
敗者:1,050万円
「叡王」
勝者:2,000万円?
「王位」(藤井聡太七段挑戦中)
勝者:700万円(王位対局料+500万円、挑戦者対局料+300万円)
敗者:300万円
藤井聡太七段が奪取すれば、1,000万円ということになります。
「王座」
「王位」と同じ
「棋王」
勝者:500万円
敗者:200万円
「王将」
勝者:500万円
「棋聖」
勝者:300万円?
「?」がついてるのは、確定ではないということです。また、それぞれに対局料が加算されます。
ちなみに、藤井聡太七段の2019年度の獲得賞金は2,000万円ちょっとでランキング9位ということですが、1位は7,000万円を超えており、なかなか侮れないものです。しかし、高校1年生で年収2,000万円とは・・・
棋士っていわゆる、もれなく「将棋の天才」なんですよね。その天才同士がぶつかり合って勝負がつく、ってのが不思議で、「引き分け」ってないもんやろか?と長年思ってましたが、ありました。「千日手」と「持将棋」ってやつです。それぞれの説明は長くなるのでまたいつか。それじゃあまた、バッハッハーイ