どもー、おっさんです。今年初めての登場になってしまいました。皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
本日、1月7日。そうです、タイトルにもあるように、今日は「七草粥」を食す、という風習が日本人にはあるのです。秋にも「秋の七草」がありますが、こちらは「観賞用」となっているみたいです。それに対して「春の七草」は、食用なんですね。
まず、何のためにわざわざ、お粥を食べるのか?ということなんですが、年末年始のお酒や、いろいろとご馳走を食べ、疲れた胃を休めるということなんですが、その年の1年間の無病息災を願うということなんですね。
実際、七種類がとても体に良いのですよ。では、見てみましょう。
① せり(芹)
ビタミンCが豊富。健胃、解熱、利尿作用、去痰
② なずな(ぺんぺん草)
ビタミンAが豊富。これも、健胃、解熱、利尿作用、そして眼精疲労解消。
③ ごきょう(母子草)
咳止め、去痰、扁桃腺予防。
④ はこべら(ハコベ)
利尿作用、消炎。
⑤ ほとけのざ(現在のホトケノザとは違い、タビラコと呼ばれるもの)
健胃、解熱、食欲増進。
⑥ すずな(カブ)
ビタミン類、ミネラル類が豊富。消化促進、解熱、咳止め、しもやけ解消。
⑦すずしろ(大根の葉)
健胃、消化促進、解熱、咳止め、利尿作用、神経痛改善。
一番目立つキーワードは「健胃」ですね。しかし、昔の人は科学的に、それぞれの成分を調べた訳でもないのに、大したものです。いわゆる「おばあちゃんの知恵」ってヤツですかね?
簡単に解説しましたが、今ではスーパーでも、七種類の葉を集めて、フリーズドライにしたものが売ってますので、手軽に楽しみたい方はそちらでもよろしいかと。
それでは皆さん、今年も一年間、頑張っていきまっしょい。それじゃあまた、バッハッハーイ